スペシャル・レポート「携帯料金４割値下げ」にだまされてはいけない●山野祐介
プレジデント　2019.2.4号　2019.2.4

消費者が毎月実際に支払う額は下がるか　２０１８年８月、菅義偉官房長官が「携帯業界は競争が働いておらず、携帯料金は４割下がる余地がある」と発言。この発言を受け、ソフトバンクの榛葉淳副社長は、新料金プラン「ウルトラギガモンスター＋（プラス）」の発表会見で、記者の「このプランは政府からの要望に応えられるものか」という質問に対し、次のように発言した。「通信事業に参入したときから、ソフトバンクはプライスリー…