私のリーダー論　北京オリンピック日本女子ソフトボールチーム監督　斎藤春香氏〜進んで“ボケ役”を買って出る　異なる視点が窮地のチームを救う
日経情報ストラテジー　第205号　2009.5.1

この記事の情報
掲載誌	日経情報ストラテジー　第205号（2009.5.1）
ページ数	2ページ　（全1939字）
形式	PDFファイル形式　（364kb）
雑誌掲載位置	82〜83ページ目

　「大が付くほどまじめな性格」と自身を評する斎藤春香監督は、現役時代には本来の性格とは異なる“ボケ役”を進んで演じていた。日本代表チームの一員として果たすべき役割を考え抜いた末の選択だった。その経験は監督に就任してからも糧になっている。選手たちにも、自分の役割が何かを常に考えておくよう意識付けている。　代表選手としての私を知る方はよく、監督になってからの私を「全く別人」と評します。現役時代は吉幾三…