〔特集〕脱炭素の落とし穴 鉄鋼業界 暗中模索の「水素還元製鉄」 設備・研究開発の重たい負担=真田明
エコノミスト 第99巻 第27号 通巻4707号 2021.7.13
掲載誌 | エコノミスト 第99巻 第27号 通巻4707号(2021.7.13) |
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ページ数 | 1ページ (全1403字) |
形式 | PDFファイル形式 (274kb) |
雑誌掲載位置 | 27頁目 |
鉄鋼業界は久々の好業績に沸いている。2022年3月期の連結純利益で、最大手の日本製鉄は2400億円、2位のJFEホールディングス(HD)は1300億円とそれぞれ予想する。両社とも3年ぶりの黒字を見込む。しかし一息つく間もなく鉄鋼大手には、二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル(炭素中立)」の高い壁が待ち受けている。 鉄鋼大手は中核設備の高炉で、鉄鉱石か…
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