〔特集〕脱炭素の落とし穴 石炭は日本の主力電源 火力発電に強まる逆風=浜田健太郎
エコノミスト 第99巻 第27号 通巻4707号 2021.7.13
掲載誌 | エコノミスト 第99巻 第27号 通巻4707号(2021.7.13) |
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ページ数 | 3ページ (全1093字) |
形式 | PDFファイル形式 (1167kb) |
雑誌掲載位置 | 24〜26頁目 |
石炭火力は日本の主力電源だ。2019年度の発電量全体に占める電源構成比で31.9%に上り、天然ガス(37.1%)に次ぐ基幹電源になっている(図)。2011年3月の東京電力福島第1原発事故に伴い、原子力発電の比率が大きく落ち込む中で、天然ガス火力とともに日本の電力供給を担う基幹エネルギーの役割を果たしてきた。 石炭のメリットは資源量が豊富で安価なことだ。現状の需要を基にして採掘可能な埋蔵量は130…
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