〔書評〕話題の本 『日本が外資に喰われる』他
エコノミスト 第97巻 第22号 通巻4603号 2019.6.4
掲載誌 | エコノミスト 第97巻 第22号 通巻4603号(2019.6.4) |
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ページ数 | 1ページ (全993字) |
形式 | PDFファイル形式 (397kb) |
雑誌掲載位置 | 56頁目 |
◇『日本が外資に喰われる』 中尾茂夫著 ちくま新書 940円 バブル崩壊後、不良債権と言えば暗いイメージがつきまとったが、外資から見れば安値で買いたたき、高値で転売できる高収益ビジネスの到来だった。1997年の日本の金融危機とアジア通貨危機の共通点は、各国の老舗企業が次々に外資の手に落ちた「史上最大の資産移転」だったと筆者は分析する。特に先物市場で売りを浴びせ、価格が下がったところで買い戻す手法…
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