〔特集〕学び直し日本経済　シェアリングエコノミー　ＧＤＰ押し上げは未知数＝山本悠介
エコノミスト　第９６巻　第２４号　通巻４５５５号　2018.6.19

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９６巻　第２４号　通巻４５５５号（2018.6.19）
ページ数	1ページ　（全2021字）
形式	PDFファイル形式　（275kb）
雑誌掲載位置	３２頁目

　乗用車や自転車など既存の資産を共有して利用するシェアリングエコノミーが、暮らしに溶け込み始めている。ＩＣＴ（情報通信技術）の進展で活発になった新しい経済活動であり、自宅の空き部屋を宿泊所として旅行者に貸し出す民泊などが代表的なサービスだ（表１）。最近ではフリーマーケット（フリマ）サービスの「メルカリ」など、フリマアプリを使った取引が急増しているが、こうした個人資産の売買もシェアリングエコノミーの…