〔特集〕2018よい節税悪い節税 小規模宅地特例 目立つ生活基盤逸脱した悪用 貸付事業の適用要件厳格化=遠藤純一
エコノミスト 第96巻 第4号 通巻4535号 2018.1.30
掲載誌 | エコノミスト 第96巻 第4号 通巻4535号(2018.1.30) |
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ページ数 | 3ページ (全3118字) |
形式 | PDFファイル形式 (721kb) |
雑誌掲載位置 | 31〜33頁目 |
2018年度の税制改正大綱で、相続税の節税策である「小規模宅地等の特例」の悪用にメスが入る。国税庁が長年、問題視してきたのは、相続直前に、現金や借入金で高額な賃貸不動産を取得するケースだ。不動産の市場価格と比較し、相続税評価を大幅に減額することができる。 相続後にその不動産を市場価格で売却して、本来払うべき相続税を抑える節税策だ。税制改正では、こうした手法を「特例の悪用」と指摘し、抜け道をふさい…
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