〔特集〕２０１８よい節税悪い節税　Ｑ＆Ａ　相続に向き合う　節税よりも家族のかたち＝監修・阿部惠子
エコノミスト　第９６巻　第４号　通巻４５３５号　2018.1.30

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９６巻　第４号　通巻４５３５号（2018.1.30）
ページ数	2ページ　（全2370字）
形式	PDFファイル形式　（718kb）
雑誌掲載位置	２４〜２５頁目

　相続はさまざまな問題を内包している。節税を考える前に、まず相続に向き合ってみよう。Ｑ１　相続が「争族」になるのはなぜ？Ａ　相続は資産をどう分けるかより、相続にかかわる全員の感情をどう収めるかが最も大事だ。親族だからこそ、客観的に状況を分析できない。それぞれのフィルターを通して、自分に有利な情報だけが印象として残る。そのため、遺産分割で少しでも差が付くと「あれだけ尽くしたのになぜ自分のほうが少ない…