〔特集〕経済で学ぶ歴史・気候・バブル 移民 寒冷化で押し寄せた移民 騒乱収めた曹操の屯田政策=岡本隆司
エコノミスト 第95巻 第33号 通巻4514号 2017.8.29
掲載誌 | エコノミスト 第95巻 第33号 通巻4514号(2017.8.29) |
---|---|
ページ数 | 2ページ (全2560字) |
形式 | PDFファイル形式 (698kb) |
雑誌掲載位置 | 28〜29頁目 |
地球規模の気候の寒冷化が本格化し始めた3世紀ごろ、東アジアでは北方の遊牧民が温暖な土地を求めて、波状的に南へ押し寄せた(図1)。現地民との玉突きが生じて中国の国内でも流民が増加し、各地で略奪や争いが相次ぎ、大きな騒乱・動乱の時代に突入する。 混沌(こんとん)とした時代のなか、こうした社会不安を解決したのが、圧倒的な兵力と権勢を築き上げ、魏の国を建てた曹操(そうそう)だ。「乱世の姦雄(かんゆう)」…
記事の購入(ダウンロード)
購入には会員登録が必要です 会員登録はこちら
価格 220円(税込)
他のIDで購入する
G-Search ミッケ!は雑誌を記事ごとに販売するサービスです。
この記事は「2ページ(全2560字)」です。ご購入の前に記事の内容と文字数をお確かめください。
(注)特集のトビラ、タイトルページなど、図案が中心のページもございます。