〔特集〕経済で学ぶ歴史・気候・バブル 疫病 中世欧州を揺るがせたペスト 東欧と西欧の発展の分かれ道=鬼頭宏
エコノミスト 第95巻 第33号 通巻4514号 2017.8.29
掲載誌 | エコノミスト 第95巻 第33号 通巻4514号(2017.8.29) |
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ページ数 | 2ページ (全2786字) |
形式 | PDFファイル形式 (589kb) |
雑誌掲載位置 | 32〜33頁目 |
欧州で14世紀に突如大流行したペスト(黒死病)は、欧州に急激な人口減少と経済停滞をもたらした。6世紀以降姿を消していたペストは、14世紀初頭モンゴルで再び発生し、1347年にクリミア半島を通って同年のうちにイタリアに到達。翌年にはフランスや英国など欧州のほぼ全域に広がり、その後ロシアへと拡大した。 欧州では長くペストが流行しなかったため、当時の欧州人に免疫が備わっていなかったことや、モンゴル帝国…
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