〔特集〕経済で学ぶ歴史・気候・バブル 天災と人災 大恐慌を引き起こした大干ばつ 欲望による農地酷使で被害拡大=石弘之
エコノミスト 第95巻 第33号 通巻4514号 2017.8.29
掲載誌 | エコノミスト 第95巻 第33号 通巻4514号(2017.8.29) |
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ページ数 | 2ページ (全2840字) |
形式 | PDFファイル形式 (639kb) |
雑誌掲載位置 | 24〜25頁目 |
1929年10月24日、「暗黒の木曜日」と呼ばれる米国の株価の大暴落と共に、世界大恐慌が幕を開けた。ほぼ同時期に米国は空前の大干ばつに見舞われ、「黄塵(ダストボウル)」と名づけられた砂塵(さじん)が空を覆って農業に壊滅的な被害が広がっていた。 米国経済への依存を深めていた各国の経済も破綻の連鎖に巻き込まれ、世界は最悪の同時不況に突入した。欧州や日本では経済や政治の混乱からファシズムが台頭し、第二…
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