〔特集〕著作権の文化経済学 著作権延長は日本の衰退招く 論拠に乏しい70年 経済的メリットない保護期間延長…=田中辰雄
エコノミスト 第91巻 第54号 通巻4319号 2013.12.10
掲載誌 | エコノミスト 第91巻 第54号 通巻4319号(2013.12.10) |
---|---|
ページ数 | 1ページ (全1477字) |
形式 | PDFファイル形式 (301kb) |
雑誌掲載位置 | 94頁目 |
◇経済的メリットない保護期間延長 著作権を「ただの利権」にするな 著作権の保護期間を創作者の死後50年から死後70年に延長しようとする人々は、「延長によって、創作者の収入が増え創作活動が活発になる」と主張する。しかし、この主張の論拠となっている考え方を見ると、妥当でないことが分かる。 延長派の人々の論拠と、それが妥当性を欠く理由を述べる前に、著作権保護期間と売り上げの関係を見てみよう(図)。 多…
記事の購入(ダウンロード)
購入には会員登録が必要です 会員登録はこちら
価格 220円(税込)
他のIDで購入する
G-Search ミッケ!は雑誌を記事ごとに販売するサービスです。
この記事は「1ページ(全1477字)」です。ご購入の前に記事の内容と文字数をお確かめください。
(注)特集のトビラ、タイトルページなど、図案が中心のページもございます。
- 〔特集〕著作権の文化経済学 著作権延長は日本の衰退招く 「ミッキーマウス法」が対米赤字3000億円を拡大させる=大堀達也
- 〔特集〕著作権の文化経済学 著作権延長は日本の衰退招く インタビュー 私はこう思う、芸術家2人に聞く=平田オリザ/三田誠広
- 〔特集〕著作権の文化経済学 著作権延長は日本の衰退招く 原作を生かす「共有文化」 漱石からホームズまで…=太下義之
- 〔特集〕著作権の文化経済学 著作権延長は日本の衰退招く もう一つの焦点 創作活動萎縮させる「非親告罪化」の危険性=編集部
- 〔特集〕著作権の文化経済学 著作権延長は日本の衰退招く インタビュー 赤松健・漫画家 “黙認”が日本の漫画を発展させた…