〔特集〕「期待」の経済学 経済学説史からみた「期待」の変遷 マクロ経済学の変化の原動力となった「期待」=瀧澤弘和
エコノミスト 第91巻 第39号 通巻4304号 2013.9.10
| 掲載誌 | エコノミスト 第91巻 第39号 通巻4304号(2013.9.10) |
|---|---|
| ページ数 | 3ページ (全3815字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (564kb) |
| 雑誌掲載位置 | 34〜36頁目 |
第二次世界大戦後、不況や失業を克服するためには政府が積極的に経済に介入すべきというケインズ経済学が大きな影響力を持ち、マクロ経済学という領域が明確に打ち立てられた。1950年代と60年代を通して、このマクロ経済学の各論を構成するともいえる消費や投資の理論で、期待(expectation、予想)が明示的に扱われるようになっていった。 たとえば、消費が現在の所得ではなく、安定的に得られると期待される…
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