〔書評〕歴史書の棚 “終わりの始まり”フランスの植民地支配=本村凌二
エコノミスト 第91巻 第19号 通巻4284号 2013.4.23
掲載誌 | エコノミスト 第91巻 第19号 通巻4284号(2013.4.23) |
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ページ数 | 1ページ (全850字) |
形式 | PDFファイル形式 (263kb) |
雑誌掲載位置 | 60頁目 |
「ここは地の果てアルジェリヤ」という歌詞が流れる昭和30年(1955年)の歌謡曲「カスバの女」。最後は「泣いて手をふるうしろ影、外人部隊の白い服」で締めくくる。 この流行歌の背景をなす出来事がギー・ベルヴィエ『アルジェリア戦争』(白水社、1260円)で描かれている。19世紀前半に始まったアルジェリア植民だが、ヨーロッパ人入植者とムスリム住民の格差は解消せず、同化政策も失敗して、行き詰まってしまう。…
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