〔特集〕自覚なき「食料自給率40%」の危うさ
エコノミスト 第82巻 第11号 通巻3670号 2004.2.24
掲載誌 | エコノミスト 第82巻 第11号 通巻3670号(2004.2.24) |
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ページ数 | 2ページ (全2352字) |
形式 | PDFファイル形式 (43kb) |
雑誌掲載位置 | 32〜33頁目 |
第3部 食料安全保障危険水域自覚なき「食料自給率40%」の危うさはっとり しんじ服部 信司(東洋大学経済学部教授)日本の食料は米国一国に依存しているといっても過言ではない。 供給カロリーでみた日本の食料自給率は40%で、実に60%を海外に依存している(図1)。自給率は「40%にすぎない」といった方が適切である。なかでも、最も基礎的な食料である穀物の自給率は、わずか28%にすぎない。コメだけは95%…
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