人の感性と行動から考えるマーケティングの新コンセプト（小阪裕司・オラクルひと・しくみ研究所代表）
東洋経済Think！　 AUTUMN 2006 No.19　2006.10.23

　「物が売れない」といわれるようになって久しいが、実は「物が売れない」のではなく、販売不振の実態は、消費者が「買うという行動」をとらないことにある。人間の行動と、行動の源泉である感性に着目した『「感性」のマーケティング』を提唱する著者が、「感性工学」の最新の研究成果の一端も紹介しつつ、顧客との人間関係づくりと顧客の動機付けを中心としたマーケティングの新しいコンセプトについて解説する。「物が売れない…