成果出す業務革新の現場　ナレッジマネジメント　日産自動車〜ナレッジマネジメント　金型製作の職人技をナレッジ化　修正回数を５回から３回に
日経情報ストラテジー　第194号　2008.6.1

この記事の情報
掲載誌	日経情報ストラテジー　第194号（2008.6.1）
ページ数	4ページ　（全3640字）
形式	PDFファイル形式　（749kb）
雑誌掲載位置	130〜133ページ目

　日産自動車は世界戦略車に力を入れている。いち早く海外で生産を立ち上げる鍵を握るのが車体をプレスする金型製作のノウハウ共有だ。２００６年に「圧型ナレッジマネジメントシステム」を稼働させた。金型が完成するまでの修正回数が平均５回から２〜３回に減る成果が出ている。　団塊世代の大量退職が２０１０年ごろまで続くといわれている。いわゆる「２００７年問題」は、ベテラン技能者のノウハウをいかに継承すべきかを考え…