特集　節電建築〜変わる価値観が進化を迫る
日経アーキテクチュア　第953号　2011.6.10

この記事の情報
掲載誌	日経アーキテクチュア　第953号（2011.6.10）
ページ数	2ページ　（全2082字）
形式	PDFファイル形式　（379kb）
雑誌掲載位置	30〜31ページ目

東日本大震災とその後の計画停電で、人々の価値観は変わった。持続可能で安全な社会を指向する流れは一気に加速する。こうした中、建築のあり方の見直しは不可避だ。今夏の節電への取り組みが試金石になる。　東日本大震災の発生以降、次々に表面化する問題は、建築のあり方自体を根本的に見直す契機になった（図４−１）。３月の計画停電は、人々の暮らしを一変させ、企業の生産活動を停滞させた。福島第１原発事故が、電力供給シ…