疾走するバイオインフォマティクス〜開頭腫瘍摘出手術のリスクを減らす神経線維可視化システム
日経バイオビジネス　第31号　2003.12.1

この記事の情報
掲載誌	日経バイオビジネス　第31号（2003.12.1）
ページ数	3ページ　（全3007字）
形式	PDFファイル形式　（311kb）
雑誌掲載位置	88〜90ページ目

脳内にできた腫瘍の摘出手術は周辺の神経を傷つけないよう細心の注意が必要だ。あらかじめ、患者の神経がどのように通っているかがわかっていれば、腫瘍に到達するまでの適切な経路を決められる。それに役立つ神経の地図作りシステムが、実用化を迎え、製品版も販売される。　脳の奥深くにできた腫瘍。これを手術で取り除く際、その周りの神経を傷つけてしまうと、四肢などに麻痺が出てしまう可能性があった。このリスクを低減させ…