[特集論文−2]ムーアの法則がもたらす複雑性と組織限界、DRAMビジネス盛衰の現代的意義(中馬宏之・一橋大学イノベーション研究センター教授/橋本哲一・科学技術政策研究所 客員研究官)
一橋ビジネスレビュー 2007SPR 2007.3.26
掲載誌 | 一橋ビジネスレビュー 2007SPR(2007.3.26) |
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ページ数 | 24ページ (全21078字) |
形式 | PDFファイル形式 (3080kb) |
雑誌掲載位置 | 22〜45頁目 |
テクノロジーとマーケットの複雑性が急増するなか、少なからざる日本のサイエンス型産業は、組織内外にわたるナレッジ結集の仕組みの弱さから、競争力を弱化させつつある。本稿では、そのような事例として、日本の半導体産業が経験したDRAMビジネスの盛衰過程に着目する。半導体産業は、過去40年にわたって「ムーアの法則」に象徴されるテクノロジーの複雑性急増を克服する形で発展してきた。そのなかで日本メーカーは、特に…
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- 特集にあたって(中馬宏之・一橋大学イノベーション研究センター)
- [特集論文−1] 科学的発見・発明とイノベーション、半導体基礎研究・開発の現場から (廣瀬全孝・産業技術総合研究所 次世代半導体研究センター 研究センター長)
- [特集論文−3]半導体・ITがもたらす新知識社会、急増する水漏れ型クラスタの役割 (井上隆秀・カリフォルニア大学CITRIS顧問)
- [特集論文−4]オープン&クローズド・サイエンスの共存を求めて、「全国イノベーション調査」の含意 (小田切宏之・一橋大学大学院経済学研究科教授)
- [特集論文−5]感性とサイエンスのハーモニー、21世紀のモノづくり像を求めて(黒田孝二・大日本印刷 技術開発センター生産総合研究所 主席研究員)