〔書評〕読書日記 昭和百年間の夜を走った「庶民の味方」乗車ルポ=楊逸
エコノミスト 第103巻 第3号 通巻4857号 2025.1.28
| 掲載誌 | エコノミスト 第103巻 第3号 通巻4857号(2025.1.28) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1397字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (296kb) |
| 雑誌掲載位置 | 55頁目 |
×月×日 私は実は鉄道ファンである。これは来日前、高速鉄道のない中国で、遠出するならのろのろ夜行列車に乗る以外手段がなかったのがきっかけだったかもしれない。貧しい学生には寝台車のチケットを買うほどの余裕はなく、いつも「硬座」と呼ばれる硬い席に座って、鳥さながらカリカリと歯の間でひまわりの種を割って食べながら、周りにひしめく乗客の「歓談」に耳を傾けて夜を明かす。今思い起こすと懐かしく、むしろぜいたく…
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