〔特集〕通貨を学ぶ本 私のこの1冊 『とてつもない特権』 変動より根本の「仕組み」理解を=後藤康雄
エコノミスト 第102巻 第26号 通巻4843号 2024.9.3
| 掲載誌 | エコノミスト 第102巻 第26号 通巻4843号(2024.9.3) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1337字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (671kb) |
| 雑誌掲載位置 | 90頁目 |
◆『とてつもない特権』(バリー・アイケングリーン著、勁草書房) 私事ながら、評者は日本銀行などでの勤務を通じて国際金融に触れる機会が何度かあった。それらを経て長年感じてきた疑問がある。わが国では、日々の為替変動には高い注目が集まるが、その大元にある国際通貨制度という「仕組み」自体への関心はあまりにも薄いのではないか──。米ドルを基軸通貨に据える現体制は、わが国ではさながら“所与の条件”のごとくに…
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