〔書評〕話題の本 『北里柴三郎と感染症の時代』ほか
エコノミスト 第102巻 第26号 通巻4843号 2024.9.3
掲載誌 | エコノミスト 第102巻 第26号 通巻4843号(2024.9.3) |
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ページ数 | 1ページ (全975字) |
形式 | PDFファイル形式 (397kb) |
雑誌掲載位置 | 62頁目 |
◇『北里柴三郎と感染症の時代』 新村拓著 法政大学出版局 3520円 国内外で感染症の予防と治療に尽力し、近代日本医学の父と呼ばれ、新1000円札の顔となった北里柴三郎。彼が日本でハンセン病などの伝染病とどう向き合ったかを研究者が詳細に解説する。北里は劣悪な環境に置かれたハンセン病患者の救護施設を熱心に支援。細菌学的な研究も続けるなど病気の対応に注力したが、彼の死後、人権を無視した絶対的な隔離策…
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