〔書評〕歴史書の棚 政治と宗教のせめぎあい 中国史と日本史の相違歴然=加藤徹
エコノミスト 第101巻 第8号 通巻4783号 2023.2.21
| 掲載誌 | エコノミスト 第101巻 第8号 通巻4783号(2023.2.21) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全925字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (292kb) |
| 雑誌掲載位置 | 56頁目 |
中国史には「拓跋(たくばつ)国家」という用語がある。西暦386年の北魏の建国から、北朝の諸王朝、隋を経て、907年の唐の滅亡までの500年あまりの歴代王朝の総称だ。北魏も隋も唐も、支配層のルーツは北方系の異民族「鮮卑拓跋部」だった。 歴代の拓跋国家は、力による政治を志向し、仏教など宗教も支配に活用した。北魏、隋、唐は古代日本の「律令国家」のモデルとなった。 礪波護『文物に現れた北朝隋唐の仏教』(…
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