
〔特集〕日銀大検証 過剰債務のゆがみ 米銀の債券含み損は90兆円 ウクライナ戦争も襲う欧銀=市岡繁男
エコノミスト 第101巻 第7号 通巻4782号 2023.2.14
掲載誌 | エコノミスト 第101巻 第7号 通巻4782号(2023.2.14) |
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ページ数 | 2ページ (全2239字) |
形式 | PDFファイル形式 (494kb) |
雑誌掲載位置 | 36〜37頁目 |
米国で39年間続いた低金利の時代は終わった。今後、金利上昇のトレンドを迎えるとすれば、いつ金融危機に発展してもおかしくない。 18世紀後半以降の米長期金利をみると、60年周期で動いている(図1)。覇権国の金利サイクルは、くしくもコンドラチェフ波動(景気循環の50〜60年のサイクル)と一致するのだ。さらに、そのピークとボトムの日柄をみると、1899年に底打ちした金利は1920年まで21年間上昇し、…
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