
〔書評〕歴史書の棚 新史料を徹底調査、大塩平八郎の乱の真相解明=今谷明
エコノミスト 第101巻 第6号 通巻4781号 2023.2.7
掲載誌 | エコノミスト 第101巻 第6号 通巻4781号(2023.2.7) |
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ページ数 | 1ページ (全979字) |
形式 | PDFファイル形式 (295kb) |
雑誌掲載位置 | 56頁目 |
大塩平八郎の乱は天保8(1837)年2月に起こった。教科書にも特筆されている江戸後期の大事件であるが、事件はわずか半日程度で終わった。蜂起は大坂市中を焼きつくした火災を残しただけで、幕府への反乱としては失敗に終わった。このため大塩の乱は“単なるテロ”と言う研究者もあったくらいである。 評者は少年の頃、森鴎外の『大塩平八郎』を読み、乱後、門弟や同志らの大半が自決した中にあって、大塩ひとり市中に生き…
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