
〔書評〕『行動経済学の処方箋 働き方から日常生活の悩みまで』 評者・小峰隆夫
エコノミスト 第101巻 第4号 通巻4779号 2023.1.24
掲載誌 | エコノミスト 第101巻 第4号 通巻4779号(2023.1.24) |
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ページ数 | 2ページ (全1197字) |
形式 | PDFファイル形式 (460kb) |
雑誌掲載位置 | 52〜53頁目 |
◇著者 大竹文雄(大阪大学感染症総合教育研究拠点特任教授) 中公新書 924円 ◇経済学が飛躍的に役に立つ 最先端の事例が開く未来 伝統的な経済学は、合理的な経済主体を前提とするが、行動経済学ではその前提がない。評者は、これまで伝統的な経済学に基づいて経済学の有用性を示そうとしてきた。私が経済学を学んだ時には、行動経済学という分野はなかったからだ。 行動経済学の登場により、経済学が役に立つ度合い…
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