〔特集〕信用金庫 信金の存在意義 商工業発達地で存在感 優良先は銀行が獲得=宮村健一郎
エコノミスト 第101巻 第4号 通巻4779号 2023.1.24
| 掲載誌 | エコノミスト 第101巻 第4号 通巻4779号(2023.1.24) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1521字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (233kb) |
| 雑誌掲載位置 | 23頁目 |
信用金庫は東海や近畿地方で貸し出しシェアが高いが、人口減少地域ではシェアを落とす。信金と銀行で取引先が分化しつつある。 金融機関が持つ中心的機能は預金、融資、決済だ。現在、預金・決済機能は異業種の参入を許したが、地域の成長を直接刺激する融資機能は従来型金融機関の独壇場だ。信用金庫を含む地域金融機関の存在意義は、地域への融資だ。貸出金の量と貸出金利の現状をみると、それがより明確になる。 まず、信金…
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