〔書評〕歴史書の棚 韓国の自信が生んだ一時の平穏 関係悪化した日本への提言=井上寿一
エコノミスト 第100巻 第9号 通巻4736号 2022.3.1
| 掲載誌 | エコノミスト 第100巻 第9号 通巻4736号(2022.3.1) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全902字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (312kb) |
| 雑誌掲載位置 | 56頁目 |
木村幹『韓国愛憎』(中公新書、946円)は、早すぎる自叙伝の形式を通して、1980年代末からの約30年間における日韓関係史の回顧と展望の著作である。 自叙伝には過去の美化が忍び寄る。都合の悪い過去はふれられないことの方が多い。運命的な出会いを演出したくなる。 本書はこのような自叙伝の欠点とは無縁である。運命的な出会いなどではなく、著者は「消去法」で韓国を研究対象として選択したと率直に語っている。…
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