
〔書評〕読書日記 「印は人なり」? 文豪と検印に迫る一冊=楊逸
エコノミスト 第100巻 第8号 通巻4735号 2022.2.22
掲載誌 | エコノミスト 第100巻 第8号 通巻4735号(2022.2.22) |
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ページ数 | 1ページ (全1387字) |
形式 | PDFファイル形式 (282kb) |
雑誌掲載位置 | 59頁目 |
×月×日 年明けて6日目、昼前から東京の空には牡丹雪が舞っていた。「瑞雪(ずいせつ)兆豊年」─良い雪が豊作なる年の兆しである─という中国のことわざを思い出すと胸に希望が大きく膨らんだ。『文豪と印影』(西川清史著、左右社、2420円)を読む。 日々の暮らしに、荷物の受け取りやら、金融機関での手続きやら、各種契約書類やら、何かと出番の多い印鑑。かつて文豪が持つそれは、もう一つ、「検印」という重要な役割…
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