〔特集〕固定資産税　評価の誤り　時間・費用かけずに修正する自治体との「窓口交渉術」＝沼井英明
エコノミスト　第９９巻　第１９号　通巻４６９９号　2021.5.18

　固定資産税では今年は３年に１度の「評価替え」の年であり、固定資産税の価格（評価額）に不服がある場合、市町村（東京23区は東京都）の固定資産評価審査委員会に対して不服を申し立てることができる。しかし、その期間はわずか３カ月と短く、法的な手続きを経て自治体と争うのは時間もコストもかかる。そんな時、まずは法的な手続きによらず、自治体窓口に相談するのがお勧めだ。　固定資産税額は課税標準額に税率１・４％を…