〔鎌田浩毅の役に立つ地学〕/7 エルニーニョ&ラニーニャ現象(上) 貿易風の変化が起こす異常気象
エコノミスト 第98巻 第24号 通巻4655号 2020.6.23
掲載誌 | エコノミスト 第98巻 第24号 通巻4655号(2020.6.23) |
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ページ数 | 1ページ (全1080字) |
形式 | PDFファイル形式 (569kb) |
雑誌掲載位置 | 71頁目 |
日本が数年おきに経験する冷夏や暖冬も、世界的に見れば循環的に起きている気象現象の一部である。そうした代表に「エルニーニョ現象」がある。南米ペルー沖で冬の海水温が平年より2〜5度ほど上昇する現象で、数年ごとに周期的に発生する。 エルニーニョ現象のない通常の年は、太平洋中央部で東風(貿易風)が吹いている(図の上)。この時、赤道付近の海の表面にある温かい海水は、貿易風に動かされて西へ吹き寄せられる。こ…
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