〔書評〕歴史書の棚 軍と政党は一卵性双生児 陸軍の政治化詳細に追う=井上寿一
エコノミスト 第98巻 第13号 通巻4644号 2020.3.31
掲載誌 | エコノミスト 第98巻 第13号 通巻4644号(2020.3.31) |
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ページ数 | 1ページ (全930字) |
形式 | PDFファイル形式 (304kb) |
雑誌掲載位置 | 56頁目 |
日本近代史における悪役が軍部、なかんずく陸軍であることはいうまでもないだろう。このような既存の陸軍像に対して、小林道彦『近代日本と軍部 1868−1945』(講談社現代新書、1300円)が陸軍の実像を明らかにする。『政党内閣の崩壊と満州事変』(ミネルヴァ書房)などでの史料実証に徹した鋭利な分析で知られる日本近代史の専門家の著作であるから、信頼性は高い。また新書でありながら、近代日本の陸軍の歴史を…
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