〔２０４０年の社会保障を考える〕支給開始年齢「自動調整」は導入済み？＝小黒一正
エコノミスト 第９７巻 第４７号 通巻４６２８号 2019.12.3
| 掲載誌 | エコノミスト 第９７巻 第４７号 通巻４６２８号（2019.12.3） |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ （全3125字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （879kb） |
| 雑誌掲載位置 | ７０〜７１頁目 |
厚生労働省では社会保障審議会において、公的年金の受給開始年齢を75歳まで選択可能とする制度改革案を検討中であり、年内に議論をまとめ、２０２０年の通常国会に改正法案の提出を目指している。 支給開始年齢を75歳まで選択可能とする制度改革や、支給開始年齢の引き上げは極めて重要である。そもそも、公的年金財政の持続可能性を高めるための主な政策手段は二つしかない。一つは負担の引き上げであり、もう一つは給付の…
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