〔書評〕『記者と国家 西山太吉の遺言』 評者・新藤宗幸
エコノミスト 第97巻 第46号 通巻4627号 2019.11.26
掲載誌 | エコノミスト 第97巻 第46号 通巻4627号(2019.11.26) |
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ページ数 | 2ページ (全1252字) |
形式 | PDFファイル形式 (486kb) |
雑誌掲載位置 | 52〜53頁目 |
◇『記者と国家 西山太吉の遺言』 著者 西山太吉(元毎日新聞記者) 岩波書店 1600円 ◇国家の嘘と闘い続けた日々 自らつづる「遺言」 国家間の交渉過程には機密が付きまとう。ただし、それに果敢に接近し交渉事の内実を引き出すことは、野党やメディアの役割だ。外交機密文書を一定の時間経過後に公開することは、歴史への責任である。これらは民主政治の成熟度合いを物語る。 本書の著者・西山太吉は、毎日新聞政…
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