〔書評〕『叱られ、愛され、大相撲! 「国技」と「興行」の一〇〇年史』 評者・池内了
エコノミスト 第97巻 第45号 通巻4626号 2019.11.19
掲載誌 | エコノミスト 第97巻 第45号 通巻4626号(2019.11.19) |
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ページ数 | 2ページ (全1242字) |
形式 | PDFファイル形式 (489kb) |
雑誌掲載位置 | 52〜53頁目 |
◇著者 胎中千鶴(目白大学教授) 講談社選書メチエ 1750円 ◇「日本的曖昧」の近現代史 外地にも及んだ熱狂の「国戯」 幕内力士が暴力事件を起こしてクビになり、横綱白鵬の「品格」は何度も横綱審議会から注意を受けた。大相撲はゴタゴタを起こして騒がせ、その場限りの手打ちでなんとなく抑え込み、何事もなかったかのごとく「興行」は続き、人気は衰えない。まさに「国技」と呼ばれるにふさわしい日本的曖昧体質と…
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