〔特集〕自著で振り返る平成経済 INTERVIEW 岩井克人 現実の世界で再演された資本主義の不安定性
エコノミスト 第97巻 第18号 通巻4599号 2019.5.7
掲載誌 | エコノミスト 第97巻 第18号 通巻4599号(2019.5.7) |
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ページ数 | 2ページ (全2360字) |
形式 | PDFファイル形式 (889kb) |
雑誌掲載位置 | 84〜85頁目 |
『貨幣論』の元となる雑誌連載を始めたのは1991年だった。平成元年(89年)11月に起きたベルリンの壁の崩壊、そしてソ連崩壊が大きかった。『貨幣論』で示そうとしたことは二つある。一つは、資本主義と社会主義の対立で社会主義が崩壊したことを、理論的に再確認しようとした。マルクス経済学が前提とする「貨幣はそれ自体が価値を持つ商品である」という仮説をひっくり返すことが目的だった。 もう一つ、資本主義が勝利…
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