〔特集〕始動・働き方改革法 労働時間の客観的把握 不可避な「記録」と「実態」の差 「二段構え」の方法が現実的=榊裕葵
エコノミスト 第97巻 第15号 通巻4596号 2019.4.9
掲載誌 | エコノミスト 第97巻 第15号 通巻4596号(2019.4.9) |
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ページ数 | 2ページ (全2530字) |
形式 | PDFファイル形式 (542kb) |
雑誌掲載位置 | 28〜29頁目 |
<こう変わる4> 4月1日に施行される働き方改革関連法では、「客観的方法による労働時間の把握」について、より明確な法的責任を企業側に義務付ける内容になった。注目すべきポイントは、労働基準法ではなく、労働安全衛生法の改正によって定められた点だ。これは、労働時間を客観的に把握することで、残業代を正しく支払うのはもちろんだが、「過労死や過重労働の防止」という健康面を重視していることを意味する。 また、…
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