〔書評〕『中国・新興国ネクサス 新たな世界経済循環』 評者・高橋克秀
エコノミスト 第97巻 第11号 通巻4592号 2019.3.19
掲載誌 | エコノミスト 第97巻 第11号 通巻4592号(2019.3.19) |
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ページ数 | 2ページ (全1217字) |
形式 | PDFファイル形式 (406kb) |
雑誌掲載位置 | 52〜53頁目 |
◇編者 末廣昭・田島俊雄・丸川知雄 東京大学出版会 5000円 ◇貿易大国化する中国軸に世界経済の変化読み解く これからの世界経済の構造変化は、中国と新興国との経済貿易関係(ネクサス=結びつき)の深化が主役であり、中国と先進国とのネクサスは脇役になるだろう。アメリカが自国市場を閉じれば、中国と新興国の関係はますます深まる。その結果、アメリカが世界経済の「中心」から転落する時期は早まる。そして中国…
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