〔特集〕平成経済30年史 日銀と独立性 新法で中央銀行の制度整うも 大量の国債購入で財政規律緩む=山本謙三
エコノミスト 第97巻 第2号 通巻4583号 2019.1.15
| 掲載誌 | エコノミスト 第97巻 第2号 通巻4583号(2019.1.15) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全2591字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (1966kb) |
| 雑誌掲載位置 | 28〜29頁目 |
日銀にとってこの30年間は、政府からの「独立性」を巡って揺れ動いた時代だったと言えよう。中でも、大きな転機となったのが、中央銀行としての独立性の強化と透明性の確保を狙いとした新日本銀行法の施行(1998年4月)である。しかし今、「デフレ脱却」を掲げる政府との協調の下、日銀は国債保有を未曽有の規模へと拡大し続ける。中銀にとって禁じ手である「財政ファイナンス」(財政赤字の穴埋め)の懸念とともに、独立…
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