〔特集〕平成経済30年史 バブルの狂気 興銀の「異常」が象徴する衰退・崩壊への必然的結末=永野健二
エコノミスト 第97巻 第2号 通巻4583号 2019.1.15
掲載誌 | エコノミスト 第97巻 第2号 通巻4583号(2019.1.15) |
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ページ数 | 2ページ (全2826字) |
形式 | PDFファイル形式 (1773kb) |
雑誌掲載位置 | 20〜21頁目 |
<第1部 次代への教訓> 日本経済新聞社で証券部に在籍していた筆者らの元に、複数の日本興業銀行関係者から「尾上縫(おのうえぬい)」という女性の名前が寄せられたのは1991年の春のことだった。今から考えれば数々の異常な取引が、バブル崩壊によって表社会に出始めたころだった。「常識を外れた規模の、常識を外れた取引が大阪支店で行われている」──。大阪のミナミの中小料亭のおかみを務める一個人に過ぎない尾上…
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