〔書評〕『八九六四 「天安門事件」は再び起きるか』 評者 田代秀敏
エコノミスト 第96巻 第32号 通巻4563号 2018.8.21
掲載誌 | エコノミスト 第96巻 第32号 通巻4563号(2018.8.21) |
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ページ数 | 2ページ (全1235字) |
形式 | PDFファイル形式 (445kb) |
雑誌掲載位置 | 62〜63頁目 |
◇著者 安田峰俊(ルポライター) KADOKAWA 1700円 ◇最大タブーを語らせ現在を問う渾身のルポ 題名の『八九六四』は、1989年6月4日に、中国の北京で起きた天安門事件のことである。 体制改革を要求する一般人のデモを軍隊が武力鎮圧し、多くの生命を犠牲にして一党支配を維持した事件が起きてから29年がたった。 中国が別の未来を選択したかもしれない大事件に遭遇した当時の若者たちは、今や40代…
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