〔書評〕読書日記 あまたの死後の世界を生み出した人間の不思議=高部知子
エコノミスト 第96巻 第32号 通巻4563号 2018.8.21
掲載誌 | エコノミスト 第96巻 第32号 通巻4563号(2018.8.21) |
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ページ数 | 1ページ (全1417字) |
形式 | PDFファイル形式 (198kb) |
雑誌掲載位置 | 65頁目 |
×月×日 小さい頃から不思議だった。人は死んだらどうなるのだろう? いやだなぁ、死ななきゃいけないのに生まれてきちゃって。そもそも人って何なんだ? ずっとこんなことに興味があった。以前、『脳は利他的にふるまいたがる』(村井俊哉著、PHP研究所、1300円))という本を読んだ時に「死後の世界まで意識を延長させられるのは人間特有の能力」と書かれていたが、なるほど、その延長意識によって生まれた観念や文化…
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