〔特集〕歴史に学ぶ経済と人類 統制経済 蘇る戦前・戦中期の国債金利抑制策 銀行の「収益配慮」には大きな違い=平山賢一
エコノミスト 第96巻 第32号 通巻4563号 2018.8.21
掲載誌 | エコノミスト 第96巻 第32号 通巻4563号(2018.8.21) |
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ページ数 | 2ページ (全2984字) |
形式 | PDFファイル形式 (1221kb) |
雑誌掲載位置 | 32〜33頁目 |
日銀の長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)による、マイナスの短期金利と、0%の10年国債利回り(長期金利)は、時間が経過するほどに銀行を中心とする金融機関の業績に悪影響を与え始めている。 典型的なのは、銀行収益の柱である貸出金利と預金金利の差(利ざや)の縮小だ。この悪影響はひときわ、グローバル展開せず国内業務に特化している地銀をはじめとする地域金融機関に顕著に表れている。低金利環境の長期…
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