〔薬物〕米大統領が超党派で対応を要請　拡大するオピオイド中毒＝窪谷浩
エコノミスト　第９６巻　第１３号　通巻４５４４号　2018.3.27

　２００８年の金融危機（リーマン・ショック）によって大きく落ち込んだ米国の雇用者数は、10年10月から18年２月まで統計開始以来最長となる89カ月連続で増加している。このため、一見すると米労働市場は順調に回復しているようにみえる。　しかし、働き盛りでプライムエイジと言われる25〜54歳の男性の労働参加率（25〜54歳人口に対する、就業者数と失業者数を合計した労働力人口の比率）は、18年２月が89・…