〔出口の迷路〕金融政策を問う/9 出口を語らないこと自体がリスク=岩村充
エコノミスト 第95巻 第47号 通巻4528号 2017.12.5
| 掲載誌 | エコノミスト 第95巻 第47号 通巻4528号(2017.12.5) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全3297字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (520kb) |
| 雑誌掲載位置 | 72〜73頁目 |
日銀は出口を語らない。その姿勢は、ゼロ金利に踏みきった米国FRB(連邦準備制度理事会)が、出口を語り続けてきたことと対照的である。 ゼロ金利下で出口が遠いと語れば追加緩和であり、近いと語れば引き締めになる。極限までの緩和領域に入り込んだ中央銀行にとって、出口を語ることは最後に残された金融政策手段の一つなのだ。出口を語ることの拒否は、金融政策の放棄に他ならない。 そして出口を語らないことは、それ自…
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