〔東奔政走〕高揚感なき第4次安倍内閣の始動 首相を待ち受ける「2019年問題」=佐藤千矢子
エコノミスト 第95巻 第45号 通巻4526号 2017.11.21
掲載誌 | エコノミスト 第95巻 第45号 通巻4526号(2017.11.21) |
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ページ数 | 2ページ (全2404字) |
形式 | PDFファイル形式 (321kb) |
雑誌掲載位置 | 66〜67頁目 |
衆院解散・総選挙での自民党の大勝を受け、第4次安倍内閣が発足した。安倍晋三首相は来年秋の自民党総裁選で3選されれば、総裁任期と衆院任期がほぼ重なる2021年秋までの続投が可能になる。首相は、21年秋までを視野に入れた異例の長期政権を目指して再始動したことになる。 しかし、この歴史的な偉業ともいえる新内閣の発足に高揚感はない。むしろ、政治の停滞感と先行き不透明感が、重い雲のように政界全体を覆ってい…
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