〔特集〕大論争・なぜ物価は上がらないか 歴史の視点 資本主義、成長の時代の終焉 物価下落は平和の象徴だ=水野和夫
エコノミスト 第95巻 第42号 通巻4523号 2017.10.31
掲載誌 | エコノミスト 第95巻 第42号 通巻4523号(2017.10.31) |
---|---|
ページ数 | 2ページ (全2469字) |
形式 | PDFファイル形式 (679kb) |
雑誌掲載位置 | 79〜80頁目 |
物価が上がるのは成長の時代だ。歴史をひもとくと、いまの世界と同じような状況に陥ったのが17世紀のイタリアだ。イタリアは1611〜21年までの11年間にわたり、長期金利が2%を割り込む低金利時代に突入した。成熟化し、利潤率が低くなったイタリアから資本逃避(キャピタルフライト)が起きた。 これに伴い、中世キリスト教社会で繁栄していたイタリアは時代の転換に適応できず、衰退した。17世紀まで続いたスペイ…
記事の購入(ダウンロード)
購入には会員登録が必要です 会員登録はこちら
価格 220円(税込)
他のIDで購入する
G-Search ミッケ!は雑誌を記事ごとに販売するサービスです。
この記事は「2ページ(全2469字)」です。ご購入の前に記事の内容と文字数をお確かめください。
(注)特集のトビラ、タイトルページなど、図案が中心のページもございます。