〔書評〕『昭和解体 国鉄分割・民営化30年目の真実』 評者・黒木亮
エコノミスト 第95巻 第21号 通巻4502号 2017.5.30
掲載誌 | エコノミスト 第95巻 第21号 通巻4502号(2017.5.30) |
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ページ数 | 2ページ (全1184字) |
形式 | PDFファイル形式 (330kb) |
雑誌掲載位置 | 54〜55頁目 |
◇著者 牧久(ジャーナリスト) 講談社 2500円 ◇昭和を象徴する事件 国鉄民営化を活写 重量級のノンフィクションだ。 戦後始まった日本の労働運動は、経済成長に伴って人々の暮らしが改善されるにつれ下火になった。しかしマルクス主義的階級闘争の実現をもくろむ前時代的な労働組合に牛耳られた国鉄では、巨額の赤字を垂れ流しながら、不毛な労働運動が延々と続いた。昭和62(1987)年3月に国鉄が解体に至る…
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