〔書評〕歴史書の棚 意外に残る日本の城郭 東洋のマチュピチュも=今谷明
エコノミスト 第95巻 第21号 通巻4502号 2017.5.30
掲載誌 | エコノミスト 第95巻 第21号 通巻4502号(2017.5.30) |
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ページ数 | 1ページ (全881字) |
形式 | PDFファイル形式 (258kb) |
雑誌掲載位置 | 58頁目 |
地方の有力都市の駅前に立つと、決まって騎馬武者などの銅像か、城郭の天守閣が目に入ってくる。このような日本人の銅像好き、城郭好きは何に起因するのか。かつて戦国史家の勝俣鎮夫氏は、近世初期に成立した「村町制」が近代まで続く庶民の「永続する家」の強固な保護団体として機能したことを挙げた。卓見であると思う。 さて、山名美和子著『列島縦断「幻の名城」を訪ねて』(集英社新書、760円)は、珍しく中堅女流作家…
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